追放冒険者の魔剣無双~ボロボロの剣は最強の魔剣でした~

「知ったこっちゃねえよ。たまたまミースネの管轄内だったんだろうが。俺らに詳細を伝えたヤツも、秘密保持だとかなんか言ってて仮面を被ってたしな。どんなヤツか分からなねえ。まあ……こうなった以上、ミースネのギルドに俺たちは騙されてたってことになるんだろうな」
「嘘じゃないんだよね?」
「はっ! お前はバカか? こんな状況で、なんの得にもならない嘘なんか言わねえよ」
 とギャロルは吐き捨てた。
 彼の言っていることは信じがたいことだ。
 しかし……確かにここで彼がそんな嘘を吐く必要性がないことも事実。
「カトリナはどう思う?」
「……あたしもなにがなんだか分からないわ。そもそも、あたしたち聖騎士を要請したのもミースネの冒険者ギルド。それなのに同時に、聖騎士を倒す依頼を出すだなんて……」
「連絡ミスとか?」