ギャロルは獰猛な獣のような笑みを浮かべながら、言葉を続ける。
「だが、そんなことは本当はどうでもよかった。俺は金が手に入ればいい! 冒険者は金が全てだ! 金があれば女も名誉も買える! 正義や悪だなんて二の次だ!」
「……君がそんなに愚かだと思っていなかったよ」
ギャロルは必死に魔剣を押しているが、少したりとも動かない。
それにさすがの彼も不審に思ったのか、僕にこう問いを投げかける。
「て、てめえ。いつの間にそんなに力強くなりやがった!? どうして俺が押しきれない!」
「君に教える義理はないよ。まあ……これは剣のおかげだから、あんま威張れることでもないけどね──さて、そろそろケリを付けようか。聞きたいことがあったから途中で止まっちゃったけど……さっきの続きを言うよ」
魔剣のスキル──【剛力】。
それによってもたらされた怪力で、僕は大剣を思い切り押し返す。
「だが、そんなことは本当はどうでもよかった。俺は金が手に入ればいい! 冒険者は金が全てだ! 金があれば女も名誉も買える! 正義や悪だなんて二の次だ!」
「……君がそんなに愚かだと思っていなかったよ」
ギャロルは必死に魔剣を押しているが、少したりとも動かない。
それにさすがの彼も不審に思ったのか、僕にこう問いを投げかける。
「て、てめえ。いつの間にそんなに力強くなりやがった!? どうして俺が押しきれない!」
「君に教える義理はないよ。まあ……これは剣のおかげだから、あんま威張れることでもないけどね──さて、そろそろケリを付けようか。聞きたいことがあったから途中で止まっちゃったけど……さっきの続きを言うよ」
魔剣のスキル──【剛力】。
それによってもたらされた怪力で、僕は大剣を思い切り押し返す。
