こんなヤツと戦うために、剣の腕を磨いてきたわけじゃないのに……! って。
しかし戦わなければ、カトリナがどうなるか分からない。
「シンディー、ちょっと下がっててくれるかな。ベルも君に任せたよ」
「はい!」
『うむ。さっさと決着を付けてこい』
シンディーにベルを預けて、僕は魔剣を抜いた。
「ん? なんだその黒い剣は。どっかで買ったのか? よくそんな金があったな」
ギャロルが訝しむような視線を、僕に向ける。
まさか君が押し付けてきたボロボロの剣が覚醒しただなんて、思ってもいないだろうね。
「フィルさん! 強化魔法をかけますね!」
「いや──僕の力だけで彼と決着を付けたい。だから強化魔法は大丈夫。ありがと」
彼女をさっと手で制す。
「おい、てめえら! 手出しすんじゃねえぞ! こいつは俺ひとりでぶっ殺す!」
ギャロルも同じことを思っているらしい。
しかし戦わなければ、カトリナがどうなるか分からない。
「シンディー、ちょっと下がっててくれるかな。ベルも君に任せたよ」
「はい!」
『うむ。さっさと決着を付けてこい』
シンディーにベルを預けて、僕は魔剣を抜いた。
「ん? なんだその黒い剣は。どっかで買ったのか? よくそんな金があったな」
ギャロルが訝しむような視線を、僕に向ける。
まさか君が押し付けてきたボロボロの剣が覚醒しただなんて、思ってもいないだろうね。
「フィルさん! 強化魔法をかけますね!」
「いや──僕の力だけで彼と決着を付けたい。だから強化魔法は大丈夫。ありがと」
彼女をさっと手で制す。
「おい、てめえら! 手出しすんじゃねえぞ! こいつは俺ひとりでぶっ殺す!」
ギャロルも同じことを思っているらしい。
