やがて他の聖騎士も全員やられ、カトリナたちの敗北が決定的となった。
「くくく、これで勝負はついたようだな」
満足そうにその場を眺めるギャロル。
カトリナはそんな男がまるで悪魔──いや、魔神にすら見えた。
(あたしたちがここで負けたら、これからどうなるか分からない。あたしの命はどうでもいいけど……部下の命だけはっ! でも! どうすればこの形勢を逆転出来る!?)
『でも、もしカトリナも困ったことがあったら、僕に連絡してね。僕も出来る限り、君の助けになるから』
思考回路が焼き切れてしまうくらい、カトリナが頭を働かせていると──ふと、昼間のフィルの顔が思い浮かんだ。
「助けて……フィル……」
ゆえにカトリナは無意識に、彼の名前を呼んでしまった。
それがいけなかった。
「ああ? お前、フィルって言ったな。そいつはなんだ?」
ギャロルがそれに興味を示す。
「くくく、これで勝負はついたようだな」
満足そうにその場を眺めるギャロル。
カトリナはそんな男がまるで悪魔──いや、魔神にすら見えた。
(あたしたちがここで負けたら、これからどうなるか分からない。あたしの命はどうでもいいけど……部下の命だけはっ! でも! どうすればこの形勢を逆転出来る!?)
『でも、もしカトリナも困ったことがあったら、僕に連絡してね。僕も出来る限り、君の助けになるから』
思考回路が焼き切れてしまうくらい、カトリナが頭を働かせていると──ふと、昼間のフィルの顔が思い浮かんだ。
「助けて……フィル……」
ゆえにカトリナは無意識に、彼の名前を呼んでしまった。
それがいけなかった。
「ああ? お前、フィルって言ったな。そいつはなんだ?」
ギャロルがそれに興味を示す。
