そういう意味では、聖騎士のやることは国の利益にも繋がる。ゆえにギャロルたちのやっていることは、許されがたい国への反逆行為なのだ。
だが、その程度で揺れる男ではなかった。
「うるせえ。そもそもこれはミースネの冒険者ギルドから、正式に出ている依頼だ。俺はその依頼を果たしにきただけ。もし問題があっても、その咎はミースネのギルドにある」
「……!?」
声が出てしまいそうになるところを、カトリナは寸前のところで呑み込んだ。
(どういうこと? どうしてミースネの冒険者ギルドからそんな依頼が? あたしたちがベルフォット教の本部を襲撃することは、彼らも知っているはずなのに……)
混乱するカトリナ。
彼女はこのような状況ながらも、なんとか勝機を見出そうとする。
だが、ギャロルはそれ以上隙を見せなかった。
それに毒のせいで思考に靄がかかり、良い考えが閃かない。
だが、その程度で揺れる男ではなかった。
「うるせえ。そもそもこれはミースネの冒険者ギルドから、正式に出ている依頼だ。俺はその依頼を果たしにきただけ。もし問題があっても、その咎はミースネのギルドにある」
「……!?」
声が出てしまいそうになるところを、カトリナは寸前のところで呑み込んだ。
(どういうこと? どうしてミースネの冒険者ギルドからそんな依頼が? あたしたちがベルフォット教の本部を襲撃することは、彼らも知っているはずなのに……)
混乱するカトリナ。
彼女はこのような状況ながらも、なんとか勝機を見出そうとする。
だが、ギャロルはそれ以上隙を見せなかった。
それに毒のせいで思考に靄がかかり、良い考えが閃かない。
