カトリナたち聖騎士がそちらに顔を向けると──天井が崩れ、外と直接繋がっている部分。そこから何人かの冒険者風情の男女が、こちらを見下ろしていたのだ。
満月を背景に立つ彼らは、どことなく不気味な雰囲気を醸し出していた。
「あなたたちは誰かしら?」
警戒を崩さず、カトリナは彼らに問いかける。
他の聖騎士も剣や杖を構え、いつでも戦えるような状態だ。
「あっ? 俺に聞いてんのか?」
「あなた以外に誰がいるのよ」
「ははは、俺もまだまだ有名じゃないみたいだな。じゃあ教えてやる。俺は──ギャロル。冒険者をしている。そして……今日は善良な市民を聖騎士から助ける正義のヒーローだ」
そう言って、ギャロルと名乗った男は口角を上げた。
「なにを言っているか分からないわ。ここは邪教ベルフォット教の本部。ベルフォット教を知らないのかしら。彼らは──」
満月を背景に立つ彼らは、どことなく不気味な雰囲気を醸し出していた。
「あなたたちは誰かしら?」
警戒を崩さず、カトリナは彼らに問いかける。
他の聖騎士も剣や杖を構え、いつでも戦えるような状態だ。
「あっ? 俺に聞いてんのか?」
「あなた以外に誰がいるのよ」
「ははは、俺もまだまだ有名じゃないみたいだな。じゃあ教えてやる。俺は──ギャロル。冒険者をしている。そして……今日は善良な市民を聖騎士から助ける正義のヒーローだ」
そう言って、ギャロルと名乗った男は口角を上げた。
「なにを言っているか分からないわ。ここは邪教ベルフォット教の本部。ベルフォット教を知らないのかしら。彼らは──」
