二百回って──結構前じゃないか!
それなのに僕はカトリナさんの存在に気が付かなかった……不覚だ。
「い、いたんなら言ってくださいよ」
「あたしも黙って見学するつもりはなかったわ。でもあなたがあまりに集中しているものだから、声がかけづらかったってわけ」
そう言って、カトリナさんは僕の目の前で立ち止まる。
「あたし、あなたに興味があるのよ。さっきの話だけじゃ、やっぱり邪竜を倒しただなんて信じきれない」
「まあ……無茶もないですよね」
「だからあたし、考えたのよ──言葉じゃなく、剣で会話すればあなたのことがもっと分かるんじゃないかって」
と語るカタリナさんの右手には、僕と同じような木剣が握られていた。
「手合わせ……お願い出来るかしら? 一発でもあたしに剣を当てることが出来れば、あなたの勝利にするわ。まさか逃げないわよね?」
挑発的な視線を向けるカトリナさん。
それなのに僕はカトリナさんの存在に気が付かなかった……不覚だ。
「い、いたんなら言ってくださいよ」
「あたしも黙って見学するつもりはなかったわ。でもあなたがあまりに集中しているものだから、声がかけづらかったってわけ」
そう言って、カトリナさんは僕の目の前で立ち止まる。
「あたし、あなたに興味があるのよ。さっきの話だけじゃ、やっぱり邪竜を倒しただなんて信じきれない」
「まあ……無茶もないですよね」
「だからあたし、考えたのよ──言葉じゃなく、剣で会話すればあなたのことがもっと分かるんじゃないかって」
と語るカタリナさんの右手には、僕と同じような木剣が握られていた。
「手合わせ……お願い出来るかしら? 一発でもあたしに剣を当てることが出来れば、あなたの勝利にするわ。まさか逃げないわよね?」
挑発的な視線を向けるカトリナさん。
