「はい、問題ありません。話っていうと……やっぱり先日の一件のことですよね?」
「はい。シンディーさんも邪竜を目撃しましたから……フィルさんと同席してもらっていいですか?」
「分かりました!」
とシンディーも元気よく答えた。
なにを聞かれるのかちょっと怖いけれど……とんずらするわけにもいかない。そんなことをすれば、余計に目を付けられるだろうからね。
うっかり魔剣のことを口から零さないようにしないと。
「ベルも聖騎士さんと一緒にいる時は喋らないでよ。変に勘ぐられるかもしれないから」
『無論だ』
そう声量を抑えて言うと、ベルも承諾してくれた。
ベルが魔神だって分かったら、僕まで邪教信者扱いにされかねないからね。
「では、ギルドの応接間でお待ちください。聖騎士の方が来られれば、そちらに行ってもらうようにします」
受付嬢さんの言ったことに、僕は首を縦に振るのであった。
「はい。シンディーさんも邪竜を目撃しましたから……フィルさんと同席してもらっていいですか?」
「分かりました!」
とシンディーも元気よく答えた。
なにを聞かれるのかちょっと怖いけれど……とんずらするわけにもいかない。そんなことをすれば、余計に目を付けられるだろうからね。
うっかり魔剣のことを口から零さないようにしないと。
「ベルも聖騎士さんと一緒にいる時は喋らないでよ。変に勘ぐられるかもしれないから」
『無論だ』
そう声量を抑えて言うと、ベルも承諾してくれた。
ベルが魔神だって分かったら、僕まで邪教信者扱いにされかねないからね。
「では、ギルドの応接間でお待ちください。聖騎士の方が来られれば、そちらに行ってもらうようにします」
受付嬢さんの言ったことに、僕は首を縦に振るのであった。