倒した証拠がないせいで、邪竜の討伐報酬は得られなかった。だけど、幸い当初の目的であったオブペシアの花は回収していたので、その報酬金は貰えることになった。
とはいえ、今はそれよりも大事なことがある。
「とはいっても──本当は超驚いているんですけどね。でも今は邪教ベルフォット教について考えることの方が先決です」
彼女の声がより一層真剣味を帯びる。
場に重苦しい雰囲気が流れた。
「あなたもベルフォット教については知っているんですよね?」
「もちろんです。色々と困っているんですよ。彼らには良からぬ噂が多すぎて」
そういえば、シンディーも似たようなことを言っていたね。
「どうして今まで聖騎士の方々に協力を頼まなかったんですか? こういうことを解決するために、聖騎士がいるのでは?」
横からシンディーが受付嬢さんに、そう質問する。
とはいえ、今はそれよりも大事なことがある。
「とはいっても──本当は超驚いているんですけどね。でも今は邪教ベルフォット教について考えることの方が先決です」
彼女の声がより一層真剣味を帯びる。
場に重苦しい雰囲気が流れた。
「あなたもベルフォット教については知っているんですよね?」
「もちろんです。色々と困っているんですよ。彼らには良からぬ噂が多すぎて」
そういえば、シンディーも似たようなことを言っていたね。
「どうして今まで聖騎士の方々に協力を頼まなかったんですか? こういうことを解決するために、聖騎士がいるのでは?」
横からシンディーが受付嬢さんに、そう質問する。