没落寸前のカタブツ令嬢、婚約間近に恋をしてしまいました

青春・恋愛

藤 ウシロ/著
没落寸前のカタブツ令嬢、婚約間近に恋をしてしまいました
作品番号
1661116
最終更新
2022/02/27
総文字数
26,970
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
8
ランクイン履歴

総合28位(2022/03/25)

青春・恋愛9位(2022/03/25)

ランクイン履歴

総合28位(2022/03/25)

青春・恋愛9位(2022/03/25)

時は大正。華族である伊角家の長女として生まれた千代は、窮地に立たされていた。

伊角家は現在、没落寸前。
経済状況が悪化する中、まだ幼い義弟・進の将来の為に、コーヒーサロンで働き始めた千代。
令嬢の誇りである白粉をはたき、実母との約束を守るため気丈に過ごすが、そこに婚約の話が舞い込む。
婚約を申し出たのは、ここ最近で莫大な富を手に入れた成金のひとつ、立花家。
しかし、その相手は父親よりも年上で──。

そんな千代の前に、美しい男女二人が突然現れる。
二人が出した要求は、「白粉をとって素顔を見せる」こと!
令嬢の誇りである白粉を取ることに、千代は抵抗を見せるが、彼らは少しも引こうとはしない。彼らの目的は一体なに……?

美しさはお金で決まる!?
白粉をきっかけに始まる恋の輪廻はどうなるのか?
没落寸前の伊角家を救うのは、立花家の旦那様?突然現れた青年?それとも──。

時代に翻弄された華族令嬢・伊角千代のシンデレラストーリー。

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