(詠夏side)
今日はクリスマスだ。
特に予定がないので、せめてチキンの料理でも食べよう。
そう思いついて行った買い物から帰ると、郵便受けに封筒が入っているのに気づいた。
年賀状ならまだしも、実家ではない私の住所宛てに何かが届くのは珍しい。
差出人は千冬で、封を開けると一枚のDVDが入っていた。
ラベルにはこう書かれてあった。
"<変わらないもの> ~愛しい人のために:詠夏と秋華へ"
それは自宅で弾き語りした映像だ。
ギター一本で歌い上げる姿は、自宅にお邪魔したときに聴かせてもらった姿と変わらなかった。
粋なクリスマスプレゼントだ。
離れ離れでも懐かしい。
・・・
今日はクリスマスだ。
特に予定がないので、せめてチキンの料理でも食べよう。
そう思いついて行った買い物から帰ると、郵便受けに封筒が入っているのに気づいた。
年賀状ならまだしも、実家ではない私の住所宛てに何かが届くのは珍しい。
差出人は千冬で、封を開けると一枚のDVDが入っていた。
ラベルにはこう書かれてあった。
"<変わらないもの> ~愛しい人のために:詠夏と秋華へ"
それは自宅で弾き語りした映像だ。
ギター一本で歌い上げる姿は、自宅にお邪魔したときに聴かせてもらった姿と変わらなかった。
粋なクリスマスプレゼントだ。
離れ離れでも懐かしい。
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