SF・冒険
完
深沼バルキ/著
- 作品番号
- 1658086
- 最終更新
- 2022/01/19
- 総文字数
- 28,702
- ページ数
- 14ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
子供の頃からだ。
わたしが『変』だと言われるのは。
学校にいようが、街中だろうが、家だろうが関係ない。全く喋ったことも会ったことすらない人にも言われる。
わたし以外の人がわたしのことをそう言うのだ。ただその言い方が人それぞれなだけ。
わたしの知らない言葉と人の壁をずっと感じていた。それでも一度として自分で命を絶とうとは思わなかった。いや、今思えば、思うことすらないことがこの世界の『普通』だったのかもしれない。
わたしが『変』だと言われるのは。
学校にいようが、街中だろうが、家だろうが関係ない。全く喋ったことも会ったことすらない人にも言われる。
わたし以外の人がわたしのことをそう言うのだ。ただその言い方が人それぞれなだけ。
わたしの知らない言葉と人の壁をずっと感じていた。それでも一度として自分で命を絶とうとは思わなかった。いや、今思えば、思うことすらないことがこの世界の『普通』だったのかもしれない。
- あらすじ
- 子供の頃からずっと学校にいようが、街中だろうが、家だろうが、全く喋ったことも会ったことすらない人にも『変』と言われる生活を送ってきた女子高生、サクラ。
彼女はとある夜、自身と同じく親戚の家で暮らしている態度や言動の変わった伯叔父に『変』な話を聞かされ、世界に疑問を持ち、考え、その答えを探し始める。
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