ここからは設定について少し書きます。
ネタバレを大いに含みますので、物語の読後にお読み下さい。
少しスクロールしてください。下にあります。












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人間関係図

 |ーーー阿久津ーーー(恋人)ーーー樅山
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(助言)(歴史渡り)       (姪)
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 兄ーー虎(主人公)ー(同級生)ー樅山先生   
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(恋人)  ー(級長)ーー
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     xxx <ー(好意)ー 新実  朝倉(同級生)


   啓介、早紀(幼馴染み)
   
   河井、片山、岩屋、藤城(同級生)

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第1話「詳細なスケジュールやメモの書き加えられたカレンダー」第30話で河井に不審がられて、歴史渡りがバレる。
第2話「その表情を僕はどこかで見たことがある気がした」は阿久津が主人公の兄と接点がある伏線。
第4話「真夜中になる前には必ず寝てしまう」後の夏祭りで実際に寝る。「つまりは三日の内の二日間は寝ていることになる。」歴史渡りは三人。
第5話「今年は例年まれに見ない寒波の影響で桜の開花は遅れるかもしれない。」ーー>第1話「今冬の例年まれに見ない寒波はどこへやら、気づけば春らしいうららかな陽気であった。」
 回想が終わり、時系列が1話目に変化。
第1話「ことの始まりは僕が高校二年生の初春」,第5話「世間では24年の月日が経っていた」,第12話「学校初日に先生は自らの年齢は40歳だと暴露したのだが」
 虎の実年齢 16+24=40歳 つまり先生と同期である。
第14話「当時、先生の高校生のクラス全体がある子に対して冷たかったの。その子がある女の子に悪いことをして、それをクラスみんながいけないだって責め立てた」ーー第35話「僕へのクラスの態度は一層冷たくなり、時折僕に関する心もとない会話がグループ内から漏れ出て聞こえてくる。」
 ある子とは虎のこと。
第16話「その“歴史渡り”を譲ってくれないか」歴史渡りが譲渡できる可能性を示唆。最終話で譲渡した。
第18話「私はその話がすんごく好きなんだけど、でも全然納得できないっていうか。主人公を助けておいて自分は死んじゃうって報われないっていうか。老人にだってちゃんと救われて幸せになってほしいなって」
 河井が一度助けてくれた虎を今度は自分が助けたいという思いと一致。
第23話「別れ方も最悪な方だと思う」 詳細は第35話,36話
第25話「《今朝、河井が車とぶつかる交通事故に遭ったらしいぞ》」筆者の個人的趣味な展開。
第27話「病院服の河井さんは体ごと僕の方に向け本を脇に置くと、ぴょんという軽い感じでベッドから立ち上がり、ゆっくりと僕の方へ歩いてくる。時々ステップも混ぜて近づいてくる。」
 本当は痛かったけど、我慢して平気に見せている。詳細は第51話
第28話「あ、でもその前に浴衣着て花火見たいな。めっちゃ近いところでどっかーんってね」 実際に花火を見る。詳細は第53話。
第33話「このまま一緒に最後まで行こうね。」 実際に人生の最後まで。
第35話「僕はこの日、僕の家に現れたやけに律儀な黒髪清潔スーツによると“歴史渡り”というモノに僕はなったらしい。」時系列は第3話の続き。
第45話「きっとしゃち驚くよ」河井が脚本を修正したから。
第46話以降は特に特に力を入れました。

筆者個人としては歴史渡りは三人いるという展開に途中で気づかれないかどうかとヒヤヒヤしていました。実は上記のような細かな設定にこだわって書いてました。

ここまでお付き合い本当にありがとうございます。
楽しんでもらえたなら筆者として嬉しい限りです。
ではまたどこかで。