#不安
ある日、大和の家でご飯を食べてから美月におみやげのケーキを買うために、少し遠回りして家に帰った時、玄関前で美月と話をしている蒼空が見えた。
「えっ?」
どうしてそこにいるのか気になったけれど、近づくことは出来ずにこっそりと見ていた。
蒼空が帰ったのを確認し、何食わぬ顔をして家に入っていった。
蒼空の家にスマホを忘れていて、届けに来てくれていたのだった。
付き合ってからも
“ 美月と蒼空、ふたりを合わせてはいけない”
そう思っていたのに、自分のせいでふたりが再会することになった。
再会したことによって、ふたりが不幸なことになってしまうのではないか。と不安になった。
それと同時に、もしも美月と蒼空がまた付き合うことになったら、ふたりが僕から離れてしまうのではないかということも少し考えた。
ある日、大和の家でご飯を食べてから美月におみやげのケーキを買うために、少し遠回りして家に帰った時、玄関前で美月と話をしている蒼空が見えた。
「えっ?」
どうしてそこにいるのか気になったけれど、近づくことは出来ずにこっそりと見ていた。
蒼空が帰ったのを確認し、何食わぬ顔をして家に入っていった。
蒼空の家にスマホを忘れていて、届けに来てくれていたのだった。
付き合ってからも
“ 美月と蒼空、ふたりを合わせてはいけない”
そう思っていたのに、自分のせいでふたりが再会することになった。
再会したことによって、ふたりが不幸なことになってしまうのではないか。と不安になった。
それと同時に、もしも美月と蒼空がまた付き合うことになったら、ふたりが僕から離れてしまうのではないかということも少し考えた。