ニヨニヨと脳内妄想を繰り広げていると、ふと思い出す。
「髪飾り、魔除けって知ってたの?」
「……知らなかった」
「嘘だ?今、変な間があったよ?」
「嘘じゃない」
頑なに否定するので、私はアズールの前に立ちはだかる。
「じゃあ私の目を見て言ってみて」
強気に出てみたものの、アズールは私をじっと見つめた。綺麗な瞳はかっこよすぎて吸い込まれそうでこれ以上凝視できないかも。
負けそうになったとき、先にアズールが視線をそらして私は内心ほっとした。
「悪かった。ただの俺の嫉妬だ」
その言葉に、私はバンバンとアズールを叩く。アズールはすべて綺麗に受け止めた。
「嫉妬って、なにそれ!アズール萌える!」
「だから“もえる”ってどういう意味……」
「大好きって意味!アズール大好き!さすが私の推し!」
体の奥から嬉しい気持ちがわき上がってどうにかなってしまいそうだ。
神様ありがとうございます。
菜子は幸せです!
「髪飾り、魔除けって知ってたの?」
「……知らなかった」
「嘘だ?今、変な間があったよ?」
「嘘じゃない」
頑なに否定するので、私はアズールの前に立ちはだかる。
「じゃあ私の目を見て言ってみて」
強気に出てみたものの、アズールは私をじっと見つめた。綺麗な瞳はかっこよすぎて吸い込まれそうでこれ以上凝視できないかも。
負けそうになったとき、先にアズールが視線をそらして私は内心ほっとした。
「悪かった。ただの俺の嫉妬だ」
その言葉に、私はバンバンとアズールを叩く。アズールはすべて綺麗に受け止めた。
「嫉妬って、なにそれ!アズール萌える!」
「だから“もえる”ってどういう意味……」
「大好きって意味!アズール大好き!さすが私の推し!」
体の奥から嬉しい気持ちがわき上がってどうにかなってしまいそうだ。
神様ありがとうございます。
菜子は幸せです!