なんだろうと思って、あたしはもっと背伸びをして彼に顔を近づけた。
 顔が近い。
 お人形さんみたいな、キレイな瞳。
 すると、彼はそのキレイな瞳ですごく真剣にあたしを見つめて、それからそっとその言葉を囁いた。
「じゃあ、パンツ見せろよ。イチゴ柄の」
「はぁぁぁぁぁ?」