彼が好きだと言ったのはイチゴのことだ。
小夜ちゃんが、ぽかーんと口を開けている。
こんなに熱っぽく話す三条くん、初めて見た。
「いままで俺が持っていた再デビューの夢は、単に自己満足のため、己の実力を世に示すためだけの夢だった。でも、お前に会って、俺の夢が変わった」
ん?
「俺は……、このイチゴのようにいつもありのままで居るお前を……、幸せにしたい」
へ?
ちょっと待って。それって……。
そっとあたしに歩み寄る三条くん。
彼の澄んだ瞳が、優しくあたしを見下ろした。
「ずっとお前のそばに居て、お前を幸せにしたい」
ええっ? えええっ? ええええーーーーっ?
小夜ちゃんが、ぽかーんと口を開けている。
こんなに熱っぽく話す三条くん、初めて見た。
「いままで俺が持っていた再デビューの夢は、単に自己満足のため、己の実力を世に示すためだけの夢だった。でも、お前に会って、俺の夢が変わった」
ん?
「俺は……、このイチゴのようにいつもありのままで居るお前を……、幸せにしたい」
へ?
ちょっと待って。それって……。
そっとあたしに歩み寄る三条くん。
彼の澄んだ瞳が、優しくあたしを見下ろした。
「ずっとお前のそばに居て、お前を幸せにしたい」
ええっ? えええっ? ええええーーーーっ?