気づけば3月も残り半分。
暖かくて過ごしやすい日が少しずつ増え、恋幸は最近ようやく魔のモンスター【KOTATSU】の討伐に成功した。
そんな彼女は今日も今日とて部屋に引きこもり、先日清水さんからダメ出しを受けた原稿の修正作業に勤しんでいたのだが、一旦手を止めて椅子の背もたれに体重を預けながら大きく背伸びをする。
それから「はあ」と一つ息を吐き、取り出したのはスマートフォン。
『改稿、なんとか間に合いそう! ほっ……!』
こなれた手つきで恋幸がTbutterに呟きを投稿すると、さっそく通知欄に「つぶやきへの返信1件」と表示される。その『相手』が誰なのか検討のついている彼女は、思わず口元をほころばせた。
暖かくて過ごしやすい日が少しずつ増え、恋幸は最近ようやく魔のモンスター【KOTATSU】の討伐に成功した。
そんな彼女は今日も今日とて部屋に引きこもり、先日清水さんからダメ出しを受けた原稿の修正作業に勤しんでいたのだが、一旦手を止めて椅子の背もたれに体重を預けながら大きく背伸びをする。
それから「はあ」と一つ息を吐き、取り出したのはスマートフォン。
『改稿、なんとか間に合いそう! ほっ……!』
こなれた手つきで恋幸がTbutterに呟きを投稿すると、さっそく通知欄に「つぶやきへの返信1件」と表示される。その『相手』が誰なのか検討のついている彼女は、思わず口元をほころばせた。