「は……っ、ゆーいちろ、さま」
「……ふ、」
彼はしばらくの間なすがままに恋幸の拙い愛撫を受け入れてから、片手で頭を優しく撫でると惜しむようにゆっくりと顔を離した。
互いの唇の間には銀の橋がかかり、裕一郎は彼女の唇についた雫を親指の先で拭う。
「はぁっ、は……っ」
「大丈夫ですか?」
「ん、」
必死に息継ぎをする恋幸が何度も頷けば、長い指が前髪をかき分けて彼女の額に口付けが一つ落とされた。
「……ふ、」
彼はしばらくの間なすがままに恋幸の拙い愛撫を受け入れてから、片手で頭を優しく撫でると惜しむようにゆっくりと顔を離した。
互いの唇の間には銀の橋がかかり、裕一郎は彼女の唇についた雫を親指の先で拭う。
「はぁっ、は……っ」
「大丈夫ですか?」
「ん、」
必死に息継ぎをする恋幸が何度も頷けば、長い指が前髪をかき分けて彼女の額に口付けが一つ落とされた。