その後――……真っ黒になった元・フレンチトーストを皿に移し、
「せっかく小日向さんが作ってくれた物を捨てるだなんてとんでもない。有り難く頂きますよ」
などと主張する裕一郎に対して、恋幸は『焦げ』が人体にとっていかに有害であるか・自分がどれだけ裕一郎の体を案じているかについて長々と語り、何とか説得に成功した。
そして、致し方なくMuber Eatsで昼御飯を注文して、届いた物を食べ終えたのが5時間ほど前の事。
あっという間に時は経ち、床の間の時計が午後7時を知らせる。
「ごちそうさまでした」
「いえ! お粗末様でした!」
「とんでもない。とても美味しかったですよ」
(はわ……)
「せっかく小日向さんが作ってくれた物を捨てるだなんてとんでもない。有り難く頂きますよ」
などと主張する裕一郎に対して、恋幸は『焦げ』が人体にとっていかに有害であるか・自分がどれだけ裕一郎の体を案じているかについて長々と語り、何とか説得に成功した。
そして、致し方なくMuber Eatsで昼御飯を注文して、届いた物を食べ終えたのが5時間ほど前の事。
あっという間に時は経ち、床の間の時計が午後7時を知らせる。
「ごちそうさまでした」
「いえ! お粗末様でした!」
「とんでもない。とても美味しかったですよ」
(はわ……)