「大丈夫です!!」
『ははっ、小日向さんならそう言うと思った。じゃあ、先方に返事しておくね。詳しい内容とか資料はパソコン宛のメールアドレスに添付して送るから、必ずチェックしてください』
「はい! わかりました!! ありがとうございますっ!!」





 そして、翌朝――……。
 千には「なるべく早めに寝るね」と返したが、恋幸は夜更しするどころか一睡もできなかった。

 全ての原因は、昨夜通話終了後に清水から送られてきた新規連載用の資料にある。