『ありがとう、体調はよくなったよ。年が明けたら瑞花と皆渡くんと遊ぶ予定なんだけど、浅桜くんも一緒に行かない?』


 ベッドの中で打っては消してを繰り返した浅桜くんへの返信メッセージ。結局送信できた頃には、窓から見える空がうっすらと白んでいた。