そしてこの日を境に蓮崎くんからのメッセージは途絶えた。

 カフェで送った返信を気にしているのかもしれない。

 好きと言われたわけでもないのに一方的に拒絶して、傷つけたかもしれないという小さな思いだけがしこりとなって、胸の奥に残った。

 男の子との関係って、やっぱり難しい。