「早くゲームやろう」

早速ゲーム機まであるのだから早くやりたい。
だがルイは、それを止めた。

「ダメですよ。もう寝る時間ですから……それに
ゲーム機は、いいですがウチにテレビ無いですよ?」

 あっ……!? そ、そうだった……。
我が家には、テレビが無かった。
 シンのパソコンがあるので、それで観ていたが
もともとテレビは、置いてなかった。
 するとシンもそれを思い出した!

「あーそうだった。それを忘れていた。
ゲーム機のことばかり考えていて、肝心なテレビを忘れていた!」

「……シン。あなたって人は……」

 ショックを受けるシンに呆れ返るルイだった。
後日。シンは、テレビを購入していた。
 我が家に大きなテレビが設置された。
やった~これでゲームやアニメが観れる。

 思わないトラブルがあったが、それ以上のいいことが起こり満足する。
 そして早速ゲームをやることになった。
まず皆でやるアトラクションゲームだ!

 バランスゲームやアトラクションやクイズなど
色々選択が出来て家族で遊べる。
 やってみると難しいが、楽しかった。
しかし、何より夢中になっていたのは、キラ君とシンだった。

「おい、キラ。今のは無しだ。卑怯だぞ!?」

「ゲームに卑怯もあるかよ。お前が下手なだけだろ?」

「はぁっ?何だと……クソガキ。もう一度勝負だ」

「何度やっても同じだ」

「うるせ~次は、絶対に勝つ」