そんな松野さんを安心させるために、あたしと弥生は出された料理を余すことなく食べきった。
「あぁ、もうお腹いっぱい!」
デザートが出てきたときにはすでにお腹はパンパンでとれも入りそうにはなかった。
けれど松野さんが用意してくれた山羊の乳から作ったアイスクリームをどうしても食べてみたくて口に運ぶ。
口の中でトロリと溶けだすアイスに思わず頬が落ちそうになった。
「おいしい!」
「紗也香、さっきお腹いっぱいって言ったばっかじゃん」
弥生は呆れた声を上げるが、美味しいのだから仕方ない。
それに、甘いものはやっぱり別バラだ。
出されたデザートまで全部奇麗に平らげて、ようやくひと心地がついた。
「ねぇ2人とも、明日にはスキーに行くんでしょう?」
弘子に声をかけられて「もちろん」と頷く。
今回の旅行の目的はスキーだ。
「それなら、あたしも一緒に行っていい? 普段は1人でも行くんだけど、やっぱり友達と一緒の方が楽しいから」
「もちろん!」
あたしと弥生は同時に頷いた。
ここのスキー場は弘子の方が詳しいし、色々と教えてもらいながら滑ることができる。
「よかった! じゃあ、明日ね」
弘子はそう言うと早々に食堂を後にしたのだった。
「あぁ、もうお腹いっぱい!」
デザートが出てきたときにはすでにお腹はパンパンでとれも入りそうにはなかった。
けれど松野さんが用意してくれた山羊の乳から作ったアイスクリームをどうしても食べてみたくて口に運ぶ。
口の中でトロリと溶けだすアイスに思わず頬が落ちそうになった。
「おいしい!」
「紗也香、さっきお腹いっぱいって言ったばっかじゃん」
弥生は呆れた声を上げるが、美味しいのだから仕方ない。
それに、甘いものはやっぱり別バラだ。
出されたデザートまで全部奇麗に平らげて、ようやくひと心地がついた。
「ねぇ2人とも、明日にはスキーに行くんでしょう?」
弘子に声をかけられて「もちろん」と頷く。
今回の旅行の目的はスキーだ。
「それなら、あたしも一緒に行っていい? 普段は1人でも行くんだけど、やっぱり友達と一緒の方が楽しいから」
「もちろん!」
あたしと弥生は同時に頷いた。
ここのスキー場は弘子の方が詳しいし、色々と教えてもらいながら滑ることができる。
「よかった! じゃあ、明日ね」
弘子はそう言うと早々に食堂を後にしたのだった。