「うぅっ……だ……キャッ!!」
「よしよし、おっぱいの時間だから。
ちょっと待っててねぇ~」
とりあえず身体が温まって上機嫌な内に母乳を飲ませた。
そして寝かせるため寝室に向かった。
スヤスヤと眠るのを確認してから社長を捜すことにした。
「社長~どちらにいらっしゃるのですか~?」
まったく返答が無い。おかしいわねぇ~?
仕事場の方にでも居るのかしら?
そう思い仕事場にしている部屋に向かった。
部屋まで行くと私は、ノックをしてみた。
「あ、はい!?」
「社長?開けますよ?」
「あ、ちょっと待て。すぐには、開けるな!!」
「……はい?」
非常に怪しい。何故そんなに慌てて開けさせないのだろうか?
そういえば、最近の社長の行動も前に増して怪しくなっていた。
スマホを見る回数も前より増え下手したら
ニヤニヤ笑っている時もある。
今だって、こうやって慌てているし私をすぐには、入れてくれない。
この部屋に一体何を隠しているのだろうか?
いや…社長だ。怪しい何かを隠しているに違いない。
気にしないようにしていたけどこうも異常な行動をされると気になってしまう。
これは、確かめないと気が済まない!!
翌日。社長が仕事に出かけて家事を済ませた後
こっそりと仕事部屋に入ってみた。
中身は、別に何も変わった事はない。
パソコンに何かあるのかしら?
私は、電源を入れてみた。罪悪感は、あるけど見てみた。
そうしたら社長宛てにメールが数十件も届いていた。
こんなに……一体誰が?
まさか、不倫相手とか!?
いやいや……まさか。でも気になる。
ドキドキしながらそのメールをクリックしてみた。
中身を見てみるとブログだった。内容は……。
『☆激レア。我が愛する秘書(妻)が我が子と入浴中。
この見えそうで見えないラインがポイントだ!!』