「色っぽい」


 え……?


「結菜ちゃん、色っぽ過ぎてたまらない」


 一輝くん……⁉


「やっぱり夜まで待てない」


 一輝くんがそう言ったすぐ後、私の身体がふわっと浮いた。


「一輝くん……っ⁉」


 また突然なことが起こったから、私は再び驚いてしまった。

 一輝くんは私のことをお姫様抱っこすると、そのまま一輝くんの部屋へと向かった。