「夜、覚悟してね」


 …………。
 え……。
 えぇっ⁉
 覚悟って⁉
 それは一体⁉


「い……一輝くん……⁉ 覚悟って……⁉」


「そんなの、今言うわけないでしょ。夜までのお楽しみ」


 一輝くんはそう言って、イジワルな笑みを浮かべた。