「……一輝くんっ……そんなこと言わないでっ……ほらっ、先にお風呂に入ってきなよっ」
必死に一輝くんのことを説得しようとする、私。
だけど……。
「僕は結菜ちゃんと一緒にお風呂に入りたい」
一輝くんはそう言うと、より強く私のことを抱きしめた。
私は、そんな一輝くんにますます困ってしまった。
「どうしたのっ? 一輝くんっ。今日の一輝くん、いつもの一輝くんと違うよっ?」
一輝くんの言動に動揺しているからか、私は少しオロオロしたような感じの言い方になってしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…