「まぁまぁ、宮下さん。今、結菜、混乱中だから。その話は、またの機会にってことで。あっ、そうそう、ちなみに椎名一輝は私の弟よ」
「えっ、椎名さんの弟⁉ って、確かに名字が同じ……って、そうじゃなくて、私が訊いてるのは如月さんと椎名くんのことで……」
「はいはい、わかったから、今日のところはここまでで」
彩月は、宮下さんにこれ以上、私に私と一輝くんのことを訊いてこないように話を遮ってくれた。
彩月の言葉に宮下さんは仕方なさそうな感じで、私と彩月のところから立ち去った。
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