「『一緒にお風呂に入ろ』って」


 …………。


 え……。


 ……えっ⁉

 えぇぇ~っ‼


「い……い……い……」


 私は驚き過ぎて、なかなか声を出すことができない。


「どうしたの? 結菜ちゃん」


 そんな私を一輝くんは不思議そうな顔で見ていた。


 ……なんで。

 なんで一輝くんは、そんなに余裕でいられるの⁉


 話の内容は違うけれど、一輝くんも姉の彩月と同じで、だいぶぶっ飛んだことを言うんだから‼