『歩夢くんに話してもいいよね』という彩月の言葉に、夏川さんは『何のこと?』というような表情で彩月のことを見ていた。
彩月は、『何のこと?』という表情をして彩月のことを見ている夏川さんの方を見た。
「あのね、歩夢くん」
彩月が夏川さんに私と一輝くんのことを伝える瞬間を見ると思うと、なんだか少し照れてしまう。
「結菜と一輝、付き合ってるんだって」
やっぱり他人が他人に私と一輝くんのことを言っているのを聞くと恥ずかしくなってくる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…