「ありがとう。じゃあ、今、歩夢くんにメッセージ送っておく。バイトが終わったらメッセージ見てくれると思うから」


 彩月はそう言うと、夏川さんのスマホにメッセージを送ろうと文字を打ち始めた。


「あっ、そうだ、歩夢くんと合流するところってどこにする?」


 彩月にそう訊かれた私と一輝くんの返答は、彩月に任せるということで一致した。


「わかった。じゃあ、歩夢くんのバイトが終わる一時間くらい前に、前に歩夢くんも入れて四人でお茶したときのカフェに行って、その中で待ち合わせるということでいい?」


「「うん」」


 彩月にそう訊かれた私と一輝くんは、そう返事をした。