一輝くんは私の首筋にキスをした後、耳にもキスをした。


 やっぱりくすぐったい。


 思わず声が出そうになった。


「結菜ちゃん、我慢しないで、さっきみたいに可愛い声出していいのに」


 一輝くんは、私が声を抑えていたことに気付いていた。


「結菜ちゃんの可愛い声をもっと聞きたい」


 一輝くんはそう言うと……。


 私が着ているパジャマのボタンを一つはずした。

 そして、もう一つ……。