「……恥ずかしい……もん……」


「え……?」


「一輝くんと一緒にお風呂に入るなんて、すごく恥ずかしいんだもん」


 一輝くんと一緒にお風呂に入るなんて恥ずかしいに決まってるじゃない‼


「結菜ちゃん……」


 もう‼ 一輝くんは‼


 さっきから一輝くんの目は見ないようにしていたのだけど。

 恥ずかしくなっている私は、さらに一輝くんの顔をまともに見ることができなくなっていた。