「結菜ちゃん……」


 すぐに拓生くんの手が私の頬に触れて拓生くんの方に向かされた。


 そして再び拓生くんと目が合った。


 拓生くんはやさしい眼差しで私のことを見ている。


 拓生くんにやさしい眼差しで見つめられた私はドキドキと恥ずかしさで顔が熱くなってきた。


 たぶん今の私は顔が赤い。


 そんな私のことを見て拓生くんはやさしい笑顔で、


「可愛い、結菜ちゃん」


 そう言った後、拓生くんの顔が急接近して……。