でも、今までは拓生くんの家に行っていたのに、いきなり行かなくなるのも、なんか不自然なのかもしれない。

 そう思うと……。

 …………。

 う~ん……。

 一体どうしたらいいのか、私は困ってしまった。


 私がそう思っている間にも拓生くんの話は続く。


「外では相談しづらいことなんだ」


 ……‼

 …………。

 う~ん……。

 そう言われてしまうと……。


 それに拓生くんにはテスト勉強も含めて何かとお世話になっているから……。


 だから……。


「うん、わかった」


 だから私は拓生くんの相談を聞くために拓生くんの家に行くことにした。