「……あ……あの……」


 私はこれ以上、何を言えばいいのかわからなくなっていた。


 もう……お手上げ……。


 こんなとき……。

 こんなとき、一輝くんが来てくれれば……。

 少しは心強いのかも……。


 でも……。

 一輝くんは夕方にしか来ない。


 だけど……。

 それでも……。


 私は……。


 一輝くんに……。


 一輝くん……‼

 早くここに来てー‼