じゃあ……とりあえず……。


「あ……あの……」


 まずは、その男の子に一言だけ声をかけてみた。

 そして……。


「お部屋……お間違いじゃありませんか……?」


 恐る恐るそう訊いてみた。


「…………」


 え……?


 まさかの無言……?

 うそでしょ……⁉

 だとしたら……。


 この奇妙な状況をどう解決すればいいの⁉