「結菜ちゃんの制服、僕が脱がせてあげる……」


「い……一輝くん……何を言って……」


「脱がせてもらったんでしょ」


「え……?」


「拓生くんに……」


「一輝くん……何を言って……」


「だから今度は僕が……」


「違うよ、一輝くん‼ 拓生くんとは本当に何も……‼」


 私がいくら言っても今の一輝くんには全く届かない。


 そして一輝くんの指が私の制服のリボンに触れた。


 リボンに触れた一輝くんは、私の制服のリボンをシュルっとほどいた。


 リボンをほどいた後、一輝くんはブラウスのボタンに触れ、ボタンを上から順にはずしていく。

 一つ、また一つ……。