「結菜ちゃん、いつものようにオレの部屋に入ってて。オレも飲み物とか準備したらすぐに行くから」 「ありがとう、拓生くん」 私は拓生くんにそう言って階段の方へ。 階段を上って広い廊下を歩き、奥から二番目のところが拓生くんの部屋。 私は小声で「失礼します」と言って拓生くんの部屋に入った。