「世間にとっては、どんな些細なことでも、僕にとっては結菜ちゃんがしてくれることなら最高に可愛く感じる」 一輝くん~‼ 「なんか恥ずかしいよ、一輝くん」 「恥ずかしがる結菜ちゃんもすごく可愛い」 私は恥ずかしさのあまり、一輝くんの胸の中に顔をうずめた。 「結菜ちゃんは何をしても可愛いね」 一輝くんはそう言うと、私のことをぎゅっと抱きしめた。 私は恥ずかしさと一輝くんに抱きしめられているドキドキが混ぜこぜになっていた。