🐱『俺はなぁ!鬼殺しの村上って呼ばれてるんだよ!』

🐵「鬼殺し?…まじかよ?」

🐱『まじだよ!近所のチビッ子に土下座して、そう呼んでもらってるんだよ!』

🐵「いや、呼ばせてるだけかーい!ご近所さん!今すぐ引っ越して!」

🐱『それにな!埼玉で俺の事知らねぇ奴はなぁ!俺の事知らねぇ奴だからな!』

🐵「当たり前だわ!お前、馬鹿なのか?」

🐱『俺が馬鹿か知りたいのか?この知りたがり屋さんめ~』

🐵「別に知りたくないわ」

🐱『いやいやいや、そこは知りたがれよ!空気読めない屋さんか?』

🐵「ひらがなレベルで空気読めるわ!なら、知りたがってやるよ!お前は馬鹿なのか!?」

🐱『欲しがるね~。この欲しがり屋さんめ~』

🐵「欲しがってねぇわ!お前が聞いてこいって言ったんだろが!」

🐱『え?俺が?いやいやいや、俺言ってないよ?』

🐵「言ったじゃねぇか!絶対言ったわ!」

🐱『おい!お前、今何て言った?』

🐵「あん?お前が絶対に言ったって言ったんだよ」

🐱『おい!永遠の愛がないように、この世に絶対なんてないからな!絶対なんて言葉使うな!』

🐵「なら、確実にお前は言ったわ!」

🐱『俺は言ってねぇ!絶対言ってねぇわ!』

🐵「お前が絶対って言葉使ってるやんけ!お前、親にどんな育て方されたんだ?」

🐱『親の悪口か?』

🐵「え?いや…ごめん…熱くなっちまった」

🐱『謝っても許さねぇ…おい!親の悪口はいくら言ってもいい、だがな!俺の悪口だけは絶対許さねぇぞ!』

🐵「いや!普通、親の悪口許さなくない!?それにまた絶対って使ってるやんけ!」

🐱『絶対なんて絶対言ってねぇ!絶対だ!』

🐵「もう、訳が分からねぇわ!止めさせてもらうわ!どーもありがとうございました!」