単線の電車が走る海辺の街。それを見下ろす山の頂に、街唯一の夜間保育園がある。
 毎日日が暮れる頃、どこからともなく沢山の親子が現れて、子ども達を預けてゆく。
 子ども達は皆あやかし園で元気に遊び、親の帰りを待つのであった。