「姉ちゃん、もういい? 今からは、もう部屋に入ってくるのはやめてくれよ」 隼翔が楓姉ちゃんにそう言った。 「うん、それはいいけど……。なになに、あんたたち今からイチャイチャでもするの?」 楓姉ちゃんは、そんなことをサラッと笑顔で言った。 「な……何言ってるんだよ、姉ちゃん‼ そんなわけないだろ‼」 少し動揺した言い方になっている、隼翔。 オレも楓姉ちゃんの言ったことに少しだけ動揺していた。