「広紀くん……さっきまで会ってたよ、これから帰るの?」
「そう、あっねぇ少しお茶しない?」
「軟派してる?(笑)」
「いや、知り合いを軟派しないよ、聞きたいことがあって」
「聞きたいこと?」
広紀についていきドーナツ屋に入った
「いいの?」
「うん、何でも食べて、奢るから」
「じゃあ1つだけ」
2人はテーブル席についた
「いただきます」
ぱくっと美味しそうに食べるあずさを広紀はじっと見ていた
視線に気づいたあずさは自分の手を口のまわりにもっていく
「な、何かついてる?」
「(笑)いや、可愛いなって思って」
「そ、そんなことない、普通……」
「美味しそうに食べるね」
「祐紀にも言われる……」
「どう?同じ顔に言われる気分は」
「……恥ずかしい」
広紀はケラケラと笑って飲み物を口にする
「あずちゃんは祐紀のどういうところがいいの?」
「う〜ん、一緒にいて楽だし、好きなもので話が盛り上がってる時はかわいいかな」
「話が盛り上がるの?」



