「俺は……体型からなんて入らない、あずさがこの先太っても関係なく抱くよ」
「祐紀と食べ歩きしてたら私絶対太る」
「いいよ(笑)」
しばらく部屋で休憩をしてからあずさは帰っていった
そして次の日曜日
俺はあずさを連れて体育館に来ていた
「ここ?」
「うん」
「何か運動するの?」
「いや、それならジャージで来てって言うよ
広紀から電話がかかってきて、今日決勝戦だっていうからあずさと応援に来てって言われた」
「えっ、決勝戦?凄いね」
「うん、勝ったら全国大会だな」
「広紀くんはレギュラーなの?」
「わからないけど連絡が来たってことはそうかな……あっ、バレー退屈?」
「大丈夫、見るのは好き、やるのは苦手だけど……」
あずさは運動が苦手らしい
その事を聞いてから体育でつい見てしまうが可愛い運動神経の無さだった
体育館に入り席に着くと広紀のチームが練習していた
「身長はどっちが高いんだったっけ?」
「広紀が少しかな、3センチくらい?」
「この間会ったときより髪が短くなってる(笑)」
あずさは俺の顔を見て前髪をあげた
「な、何?」