あずさが食べ終えると部屋に連れてきた

「ベルト緩めていいよ(笑)」

「あっ、ごめん」

「よく食べたな(笑)」

「食べ過ぎた(笑)ほんとに美味しかったから」


あずさはベルトを外した

ふぅと息をついて俺の隣にちょこんと座った

「祐紀って家でどれだけ話さないの(笑)」

「まぁ……でもちゃんと普通なつもりなんだけどな」

「広紀くんが全部話してしまうんだろうね」

「そうだな(笑)学校行事とかも広紀が兄だからプリントも向こうが持って帰るし……」

「そっか」

といって鞄からリップを出す

「まだ、塗らないでよ」

俺はリップを取り上げながら顔を近づけていく

ちゅっ

あんこの甘い匂いがした


隣に座っていたあずさを俺の前に移動させて後ろからそっと抱きついた

「(笑)甘えたモードになったね」


「うん、あずさとひっつくのが好き、体温が高いのかな?結構最初から思ったんだよね」


「多分脂肪?」

「俺は細いより肉がある方がいいかな」

「何でよ、鈴みたいに細くてそこそこ胸もあって……っん……」

キスで口を塞ぐ……