そうだ……
“ ばあちゃんと母さんがあずさに会いたいって”
“いいよ ”
えっ、マジか……すぐ返事が返ってきて俺はびっくりした
“またゆっくり話そう、髪留めは月曜日に持っていくな ”
“ ありがとう”
俺は髪留めを学校の鞄に入れて下におりた
「母さん」
「ん?」
「あずさが会ってもいいって……」
すぐにスケジュール帳を鞄から出して見ている
「土曜日、OK?」
「聞いとく……」
俺はそのまま風呂に入り自分の部屋に戻った
ベッドに横になりあずさにビデオ通話をした
「はーい(笑)」
「あずさ、土曜日いい?」
「あっ、さっきの?」
「うん」
「いいよ」
「ありがとう、重いって言われるかと思った」
「全然、会いたいって言ってくれるのなら会うよ、気に入られるかどうかはまた別だけど(笑)」
「大丈夫だよ……それよりさぁ、今度隣町に新しいカフェ出来るから行きたいね」
「嘘!行きたい〜」
俺達はいつものように話をしていると俺に眠気が襲ってきた
今日は色々あったから疲れたんだろう
でもあずさと電話中……