俺達はコトが終わってベッドで旅行の話をしていた
メールの音が鳴る
ベッド横に置いていた携帯を開くと京弥からだった
「あずさ」
「ん?」
パシャ
「誰?」
「京弥、遊べるか?って」
「何て返事したの?」
「デート中〜」
「ちょっと待って!写真送ったの?」
「うん、でもあずさは顔だけだよ」
見せてと携帯をとりあげられた
「祐紀ーー」
「な、何!?」
「私が顔だけでも、祐紀が裸だったらバレるじゃん!もう、阿部くんと顔あわせらんないじゃん」
あずさは携帯を俺に渡して布団にもぐった
そっか、まあ、そうだな
邪魔したなと京弥からの返事だった
あずさのご機嫌はお菓子を食べていくと暫くして直り、俺達はこれからの付き合い方を話しあった
学校帰りは基本別、俺の家庭教師のバイトがあるのと夕方は俺のばあちゃんが夕食を作りにくるから家に居てあげてと言うことだった
土曜日は用がなければデートで日曜日は土曜日に決めると、家族の時間も大事にする事と、月に1回はカフェ巡りをすると決めた